ゆうのうつ病絵日記

うつ病になってしまった、40歳のおじさんの悪戦苦闘の日記です。

うつ治療の参考書2

皆さんこんにちは、ゆうです。

今回は、先日ご紹介したうつ病治療の参考書の第二弾です。

 

先日紹介した「うつ病のことが正しくわかる本」は、うつ病のことが網羅的に分かる書籍でした。

今回紹介する「心がスッと軽くなる 認知行動療法ノート ―自分でできる27のプチレッスン―」は、薬物療法運動療法と並んで効果のあると言われている認知行動療法を、自分で簡単に実践できる本です。

 

特に、『トリプルカラムシート』と言われるものが効果的で、私も3日に一度くらいのペースで書いています。

 

どんなものかと言うと、いい例か分かりませんが、「床掃除をやろうとしたが、物が散らかっていて掃除機がかけられない」という『出来事』があったとします。

この出来事に対し、「隅々まで掃除機をかけられないくらいなら、やらない方がマシ」という『思考』があったとします。

 

認知行動療法では、『認知の歪み』というものがあり、考え方の悪い癖のようなものです。

例えば、何でも義務と思ってしまう『すべき思考』、オール・オア・ナッシングで全て考えてしまう『白黒思考』などがあります。

今回のケースでは「隅々まで掃除機をかけないなら、やらないほうがマシ」が『白黒思考』が該当します。

認知の歪みがあると、ストレスが強くかかりがちなので、少しずつこの歪みを変えていく必要があります。

 

認知の歪みを意識したら、歪みのない思考を考えます。今回のケースで言えば「隅っこまで掃除機をかけられなくても、大体キレイになるのだから、やったほうがいい」となります。

 

このように、自分の普段の行動や思考から、『認知の歪み』を拾い出し、改めていくのが『トリプルカラムシート』です。

 

これ以外にも、自分でできるワークがたくさん掲載されていますので、ぜひオススメです。

回復だけではなく、再発予防にも役立つと思います。ぜひ一緒にやりましょう!