ゆうのうつ病絵日記

うつ病になってしまった、40歳のおじさんの悪戦苦闘の日記です。

うつ病になった原因

皆さんこんにちは、ゆうです。

今日は僕がうつ病になった原因のことを話したいと思います。

 

僕がうつ病になった原因・・・それは今でもはっきりとはわかりません。

おそらく、1つだけではなく、複数の原因が複雑に絡み合ったものなのでしょう。

精神科の先生も、そういう場合が多いということはおっしゃっていました。

でも、おそらく仕事のやり方、生活、自分の内面に原因があったのでしょう。

 

僕は1年半前まで、2年ほど、会社の中でも最も大きいプロジェクトのリーダーをしていました。過労死ラインの残業や休日出社も多い反面、成果をあげる喜びや、プロジェクト自体のやりがいもあり、充実感こそあれ、心を病むといった感じはありませんでした。

自分では言うのも何ですが、性格も完璧主義で責任感も強く、社内で高い評価と得ていたこともあったと思います。

そんな中でも、たまにある休日は無気力状態だったり、たまに動悸が止まらなくなる、記憶があいまいになるといった、今考えると初期症状と考えられることがありました。

これらについては病院にも行ったのですが、特に体に異常はないとのことで、心因性のものだろうと言われたとき、メンタルには自信があったので、その時に特に気を留めずに放っておいてしまいました。

 

昨年4月、プロジェクトは成功裏に終わり、別のプロジェクトに移りました。そんな中、新型コロナウィルスによる緊急事態宣言により、職場の体制が大きく変わり、在宅ワークの体制構築、新たな部下とのチーム構築、そんな中で並行する数多くのミッションをこなすことが求められました。

自分としては、前のプロジェクトほどではないにしろ、一定のやりがい、業績もあったと感じており、残業も以前ほどではないため、メンタルも不調を感じていなかったのです。

ただ、4月の緊急事態宣言あたりから、睡眠時間がどんどん短くなり、6時間が5時間になり、10月くらいからは4時間を切るくらいになっていました。

最初は睡眠時間が減って、活動時間が増えるからラッキー、くらいに捉えていたのですが、10月くらいから、急激に疲れやすく、ちょっとしたことで不安、緊張がこみあげてくるようになってきたのです。

 

12月には、仕事に行くのがやっとになり、体力的に残業ができなくなりました。

僕はその時に、「これは不眠症のせいだ」と思い、メンタルクリニックに行くことにしました。

近くのメンタルクリニックはどこも予約がいっぱいで、やっととれた病院で診断してもらったところ、うつ病の疑いがあるということで、抗うつ薬を処方されました。

自分では、メンタルは強い、と信じていたところもあり、うつ病なんて思いもしていなかったですが、うつ病と診断されたとき、妙に納得しました。

抗うつ薬を処方され、「これで会社に行きながら治療しよう」とした矢先、朝目覚めたら、動けなくなってしまいました。

今まで感じたことのない倦怠感、具合の悪さが襲い、どうあがいても仕事にいける状態ではなく、職場に休みの連絡を入れました。

その後は1度会社に行ったのですが、状態が良くなることはなく、休職に入ることになりました。

その後は一進一退を繰り返しながら、今に至ります。

改めて振り返ってみると、うつ病の原因が、前のプロジェクトにあったのか、今の業務なのか、それとも人間関係なのか。

また自分の性格によるものなのか、家庭によるものなのか、今でもわかりません。

もしかしたら、その全てなのかもしれません。何度も何度も考えても、結論がでないものです。

原因、原因、と探してみても、あまり意味はないのかもしれない、と最近は思っています。

ただ、一つ言えるのは、もっと早く病院へ行っていれば、結果は違ったのかもしれません。

 

最後に、オリジナルではないのですが、参考書を模写した絵で、始めてから一週間くらいの絵ですね。


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